現在、鹿児島大学病院、久留米大学病院、国立がんセンター中央病院の3施設において、進行性原発性悪性骨腫瘍を対象とした、サバイビン反応性増殖制御型アデノウイルス(Surv.m-CRA-1)の反復腫瘍内投与による医師主導第Ⅱ相治験を行っております。
募集条件等は下記jRCTのサイトに詳記しておりますので、対象となりそうな症例がありましたらご相談いただけますよう、お願い致します。
●目的:進行性の原発悪性骨腫瘍患者に対するSurv.m-CRA-1の反復腫瘍内投与の効果および安全性を検討する
●治験内容:サバイビン反応性増殖制御型アデノウイルス(Surv.m-CRA-1)の反復腫瘍内局所投与
●募集期間:現在募集中~2023年09月30日
●連絡先:鹿児島大学医学部保健学科 理学療法学専攻 永野 聡 先生
naga@m2.kufm.kagoshima-u.ac.jp
●主な適格基準:
1)組織学的に原発悪性骨腫瘍と診断されている。
2)前治療として化学療法・放射線療法を受けた場合,登録時に治療後4週間以上が経過している。
3)延命や症状緩和が得られる可能性のある,一般的に認められた標準的治療法の対象にならない。
4)腫瘍の短径・長径・高さの計測および腫瘍内への治験製品投与が可能な病変を有する。
5)同意取得時年齢が10歳以上85歳未満である。
6)ECOG PSが0~2である。
7)3ヶ月以上の生存が期待される。
8)主要臓器機能が保持されている。(登録前14日以内の最新の検査)
9)妊娠可能な被験者の場合,適切な方法での避妊に同意している。
10)本治験への参加について,被験者本人または代諾者からの同意が文書で得られている。
●治験詳細情報(jRCT)
https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCT2073210118
内容につきまして何かございましたらご連絡くださいますようお願い致します。